教師と保護者間の情報交流を目指したグループウェアの開発と評価
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概要
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保護者と生徒の学校行事に関する交流に必要な情報の不足は,生徒が配布物等を保護者に提示していないこと,および教師と保護者の情報交流を行う機会が少ないことが原因として考えられた.そこで本研究は,Eメールなどのネットワーク機能を用いて教師と保護者間の情報交流を円滑にすることで,生徒と保護者間の情報交流を効果的に行うことを目的としたグループウェア(E-WEAR)を開発しその効果を検証した.検証実験の結果,教師から保護者への情報が効果的に提示されることで,保護者の学校行事についての関心が高まり,保護者と生徒の学校行事に関する交流改善の兆しが見られた.その反面,教師から保護者への情報が多くなったため,保護者から教師への質問等の情報提示が少なくなり,教師が保護者からの情報を入手しづらくなることもわかった.
- 日本教育工学会の論文
- 2006-03-20
著者
-
阪本 康之
筑波大学附属坂戸高等学校
-
中山 洋
東京電機大学先端科学技術研究科情報学専攻
-
山口 正二
東京電機大学大学院先端科学技術研究科
-
山口 正二
東京電機大学先端科学技術研究科情報学専攻
-
河野 有哉
東京電機大学 理工学部 情報社会学科
-
森田 浩司
東京電機大学 理工学部 情報社会学科
-
阪本 康之
筑波大学坂戸高等学校
-
中山 洋
東京電機大学 理工学部 情報システムデザイン学系
-
中山 洋
東京電機大学
-
山口 正二
東京電機大学
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