マルチメディアと教育工学の手法を用いた新しい口腔衛生教育の研究
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概要
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本論文では,CAI技法を口腔衛生教育に応用した新しいアプローチを提案する.口腔衛生と教育工学の現状に関した議論に続いて,マルチメディアと教育工学の手法を用いて歯科医と共同で妊婦を対象に新しい視聴覚口腔衛生教育の手法と効果を検証する.その際,医師と患者間の隔たりとなる専門用語を洗い出し,医学用語でありながらより患者側にわかり易い表現(患者用表現)集を制作し,医療知識の効果的伝達の助けとすることができた.これらの成果の実検証のために,妊婦を対象に行われている"母親学級"のために視聴覚教材を開発・実践し検証を行った.また,効果測定のために,受講者対象の評価テストを行った結果,メディアを用いることによって被験者の学習効率が増大することと同時に,教える側がプログラムを作成することを通して内容を編集することになり,自分自身の内側にあるものをメディアを通して客観的に体験することで,自分自身の口腔衛生教育をより効率的に改善し編纂することができることがわかった.
- 日本教育工学会の論文
- 1998-03-20
著者
-
中山 洋
東京電機大学先端科学技術研究科情報学専攻
-
若山 [カン]一郎
東京電機大学理工学部
-
後藤 伊都子
多摩市歯科医師会
-
若山 一郎
東京電機大学理工学部
-
中山 洋
東京電機大学理工学部
-
中山 洋
東京電機大学 理工学部 情報システムデザイン学系
-
中山 洋
東京電機大学
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