危険選択における腫瘍マーカーの導入の経験 : CEA AFPについて
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概要
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当社では,昭和62年4月より腫瘍マーカーであるCEA・AFPを測定し危険選択の手段として応用している。現在までの実施状況は,279例(女性17例,平均年令46才)の保険加入者に血液検査を行った。体況上問題の無い(同時に測定した肝機能も正常であった者)196例についてCEAとAFPの平均値は0.6ng/mlおよび1.7ng/mlであり,ともに対数正規分布を示した。腫瘍マーカーを危険選択へ応用する上での問題点は,大きく3点に絞られた。第一点は,腫瘍マーカーの選定であり,第二点は,危険選択上の基準値の設定で,第三点としては異常値の取扱いである。それぞれの問題点について当社の経験を踏まえて解説した。
- 日本保険医学会の論文
- 1989-12-15
著者
-
佐々木 光信
千代田生命保険相互会社
-
渡辺 隆夫
千代田生命保険相互会社
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松田 弘史
千代田生命保険相互会社
-
崎谷 寿子
千代田生命保険相互会社
-
丹羽 吉郎
千代田生命保険相互会社
-
別府 清男
千代田生命保険相互会社
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佐々木 光信
アメリカンファミリー生命保険会社
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