幼稚園に就園する3年間で幼児が習得する数字命名の実態
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概要
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本研究の目的は幼稚園3歳クラスに入園した幼児が,園を修了するまでの3年間にわたって数字の命名を習得する実態を縦断的な分析により明らかにすることである。対象児は新潟市の一幼稚園に就園している幼児85人である。この幼稚園では特別な数教育といわれる指導は行われていない。数字命名課題は教材として市販されている数字カードを使い,13の問題で構成する。この課題を毎年度2回,計6回実施した。そのデータを分析して幼児が習得する数字命名の実態を検討した。The purpose of this study is to investigate longitudinal features of children's acquisition of numerical characters' names over three years at a kindergarten. Eighty-five children from one kindergarten in Niigata participated in this project. They did not have any special arithmetic instruction at the kindergarten. They were asked names of thirteen kinds of numerical characters after been shown commercial number cards as teaching material for young children. The data obtained from these tasks were collected twice every school year for three years, and thus amount to six samples as a whole. We analyzed these data and elucidated children's acquisition of numerical characters' names.
- 上越教育大学の論文
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