セリ科植物の成分に関する研究(第1報) : エゾノシシウドCoelopleurum lucidum L.var.Gmelini(DC)HARAの果実について
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概要
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Histology and the chemical constituenits of the fruis of Coelopleurum lucidum L. var. Gmelini (DC) HARA (Umbelliferae) are reported. The characteristics of the fruit were as follows : In cross section a large aperture was in the mesocarp surrounding a seed in the ripe fruit ; 3 dorsal ridges were smaller than 2 lateral ones but similar in form, which were papillate ; vascular bundles were the same as those in the Angelica group and different from the Ligusticum group. Three coumarin derivatives were isolated and identified as isoimperatorin, C_<16>H_<14>O_4,mp 107-109°, prangolarin, C_<16>H_<14>O_5,mp 103-104°, and (+)-oxypeucedanin hydrate, C_<16>H_<16>O_6,mp 128-129.5°. These homologous substances were not artefacts formed during separation, but derived from the fruits, and they were different in oxidation levels in the side chain.
- 公益社団法人日本薬学会の論文
- 1977-06-25
著者
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