逆進導波モード結合を利用したグレーティングカップラの放射光制御

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概要

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薄膜導波路に設けたグレーティンダカップラの出力放射光パワーをスイッチングする方法を提案し、動作原理の確認を行った。導波モードを1次回折で空間放射モードに結合し、同時に、3次回折で逆進導波モードに結合できるようにグレーティングカップラを設計した。導波モードの離散性のため、わずかの屈折率変化で、導波モード-逆進導波モードの結合状態-非結合状態の遷移が起き、その結果、出力放射光パワーが大きく変化する。導波コア層に高分子薄膜を用いた素子を設計・作製し、熱光学効果により屈折率を変化させて、出力特性変化を測定した。1O℃の温度変化で2×10^<-3>のモード屈折率変化が生じ、5dBの強度変化確認することができた。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-12-14

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