共振型導波路光第2高調波発生デバイスの理論解析

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概要

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導波路光第2高調波発生(SHG)デバイスに光共振器構造を付加するとSHG効率の向上が期待できる。本研究では、共振型導波路SHGデバイスの理論解析を行なった。その際、(1)SHGによる基本波減衰、(2)位相不整合があるときに生じる非線形位相シフト、および(3)導波路伝搬損失をも考慮した。任意初期条件に適応可能な、SHGモード結合力程式の一般解を導出して解析に用いた。基本波共振型、基本波/高調波2重共振型デバイスのSHG効率を計算し、進行波型に比べ低ポンプで高効率が達成できることを明らかにした。2重共振型では、有限のポンプパワーで変換効率100%が達成可能であることが分かった。また、共振型の方が位相不整合の影響を受けにくいこと、一方で伝搬損失により変換効率が大きく低下することが分かった。
1996-01-18

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