イモリの単離嗅覚細胞の電気計測システム
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概要
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生体内では無数の神経細胞が複雑な神経網を構成している。 しかし、細胞単離法,パッチクランプ法,半導体加工技術を応用した微小電極など、新たな技術の導入により、神経科学は発展を続けている。本研究の目的は、感覚代行技術の確立を念頭に、生体に対し機能的意味を持つ刺激を工学的手段を用いて行うことにあり、細胞とのインターフェイス技術の開発を模索している。今回我々は、イモリの嗅覚受容器から嗅細胞を単離し、その電気的応答をホールセル記録した。また、作製したITOガラス基板を用い電気刺激を行うことにより、電気刺激の有効性を検討してゆく上での基礎的データの収集を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-01-18
著者
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