平面波の任意角入射時の両耳間諸係数について
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概要
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受聴点における音場特性を解明する一手段として,擬似頭を用いて両耳を含む水平面内から平面波が入射するとき,および任意角から入射する場合の両耳間音圧レベル差,等価両耳間距離(これらを両耳間諸係数と呼ぶ)を実測している。また,人間の頭を扁長・扁平回転楕円体,球殼で置換したモデルを用いた数値計算を行い,比較検討している。この結果,等価両耳間距離の実測値は,扁長回転楕円体モデルで近似できるが,両耳間音圧レベル差は扁長回転楕円体モデルによる計算値とは傾向は合うとしても絶対レベルでは必ずしも合わないので,計算モデルとしては扁長回転楕円体の他に胸・肩を擬似した何らかのモデルを付加した補正が必要と考えられる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-06-24
著者
-
青木 茂明
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
木下 郁一郎
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
木下 郁一郎
Nttサイバースペース研究所
-
杉山 精
東京工芸大学
-
坂口 達矢
東京工芸大学工学部
-
坂口 達也
日立マイクロソフトウェアシステムズ
-
杉山 精
東京工芸大学大学院工学研究科
-
杉山 精
東京工芸大
-
杉山 精
芝浦工業大学
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