耐騒音性能を向上した小形送受話一体形通話ユニットの検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
携帯機器の普及に伴い、機器の小型化、操作性の向上、並びに騒音環境下での通話性能の向上が強く望まれている。従来からイヤホンとマイクロホンを一体化した小形通話ユニットが製品化されているが、これらの製品は空気振動を感知するマイクロホン(気導マイクロホン)を用いているため、騒音の影響を受けやすく高騒音下では通話相手に十分なS/Nで音声を送ることができないという問題がある。一方、周囲騒音の影響を受けにくい送話手段として骨導マイクロホンを用いる方法が検討されている。しかし、骨導マイクロホンは頭骨を伝わる音声振動(骨導音)をピックアップするため、音質が悪いという問題がある。そこで、音質を確保しつつ耐騒音性能に優れた送受話一体形の小形通話ユニットを実現するため、気導マイクロホンと骨導マイクロホンを組み合わせた通話ユニットの構成について検討した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
関連論文
- A-16-31 音像定位を用いたサイバースペース環境の検討
- チャネル間情報を利用した2音源分離手法の検討 -分離性能の方向依存性-
- チャネル間の情報に着目した2音源分離手法の検討
- チャネル間情報を利用した2音源分離手法の音声認識への適用
- 多地点多チャネル拡声通信会議システムにおける音響調整法
- ヘッドホン音像定位レンダリングシステムの構成
- マルチチャネル拡声通話系におけるハウリング抑制法の検討
- 頭外音像定位伝達関数の代表値選択及び心理音響学的評価
- 連続仮現運動を生起する刺激発生時間の上限 : 振幅変調及び周波数帯域の影響
- 振幅変調広帯域雑音による連続仮現運動をもたらす刺激発生時間の上限
- 種々の音源の逐次提示による連続仮現運動
- 主成分重み係数を利用した頭外音像定位伝達関数の補間
- 両耳受聴における水平面音像定位の傾向
- 頭外音像定位伝達関数を用いた音像定位
- 頭外音像定位伝達関数の分布及び代表値
- 大画面用シームレス音響空間創成法
- 狭帯域伝達関数を用いた広帯域音像定位
- 扁長回転楕円体上における二点間レベル差及び位相差の音源距離依存性
- 回転楕円体モデルによる両耳間の音響諸係数の予測
- 平面波の任意角入射時の両耳間諸係数について
- 高臨場感マルチメディア通信会議システムの構築と評価
- 高臨場感マルチメディア通信会議システムの構築
- 高臨場感マルチメディア通信会議システムの構築
- VI&P総合実験における高臨場感通信会議の音響系構築に関する検討
- VI&P総合実験における高臨場感通信会議システムに関する検討
- 大画面用音像定位通信システムにおけるサービス実験
- 最小消費電力動作を実現するパワーマネジメント手法の提案
- 最小消費電力動作を実現するパワーマネジメント手法の提案
- 仮想音響環境のためのバイノーラル技術
- 7)先行音効果と音声会議用ステレオ再生法への応用(コンシューマエレクトロニクス研究会)
- 先行音効果と音声会議用ステレオ再生法への応用 : コンシューマエレクトロニクス
- 通信会議用ステレオ再生方式 (音声処理・音場制御技術の研究)
- 聴覚の話題--音像定位 (生体における情報処理)
- 耐騒音形小形通話ユニットの検討
- D-14-30 周波数特性補正フィルタを用いた骨導音声認識方式
- 騒音耐性に優れた超小型通話ユニット (特集論文 長野オリンピック支援技術)
- 聴覚から見た音響設計 : VR等への応用 (lt小特集gt聴覚の基礎研究が切り開く新たな展開)
- チャネル間情報を利用した2音源分離手法の検討 -音源間のレベル差が及ぼす影響について-
- 耐騒音形小形通話ユニットの検討
- チャンネル間情報を利用した2音源分離手法の実環境における検討
- 高臨場感マルチメディア通信会議システムの構築と評価
- 音像の定位と広がり感に関する先行音の優位性 : 信号の周波数帯域の影響と信号の立ち上がりの効果について
- 最近の携帯端末開発と動向 (携帯電話の科学 (3))
- D-14-28 CTIインタフェースを持つ不特定話者音声認識ボード
- 超小形通話ユニットの騒音下音声認識への適用
- 児童の声を認識する教育システムの試作
- 音声認識技術を用いたバーチャルチューターの提案
- 不要語耐性を高めた特定話者用音声認識法 : Partial Pattern Matchingアルゴリズム
- 音声認識技術を応用したホームテレホン
- 3. システム / サービス : 3-5 超小型端末の光と陰 : 位置情報サービス (気の利いた情報システム)
- PHS利用による位置検索用カード型端末の開発
- ITSにおけるカーヒューマンインタフェース
- VI&P総合実験における臨場感通信会議システムの構築に関する検討
- チャネル間の情報に着目した2音源分離手法の検討
- ウェアラブル通信機器
- 電話機100年の推移(創立100周年記念機械工学・工業100年の移り変わり)
- 腕時計形PHS電話機 : ウェアラブル・コミュニケーションツールの実現を目指して
- 耐騒音性能を向上した小形送受話一体形通話ユニットの検討
- 高臨場感マルチメディア通信会議システム
- 擬似頭の回折係数
- 4-3-1 音像の制御(4-3 マルチスピーカによる再生技術)(4.音場の制御)(最近の音響技術)