対話システムにおける知識の相違および認識誤りの解消
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概要
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ユーザとシステムとが目的指向型対話を行うとき、知識の相違のため両者で競合が生じる可能性がある。また、音声言語をチャネルとするとき、認識誤りのためにシステムがユーザの発話を誤解し、このために知識の競合が生じる。この両者の競合を解消するために、システム--ユーザ間での協調的交渉を行う必要がある。本研究では、これらの競合の検出および解消の過程について検討する。そして、交渉の過程として対話をモデル化し、知識の相違による競合が生じたとき、これを解消する過程を示す。また、音声認識による誤解をシミュレーションにより分析し、解消過程のモデル化を試みる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-12-12
著者
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堂下 修司
龍谷大学
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渡辺 太郎
京都大学 工学研究科 情報工学専攻
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荒木 雅弘
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科
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渡辺 太郎
京都大学大学院工学研究科情報工学
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堂下 修司
京都大学大学院工学研究科情報工学
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荒木 雅弘
京都大学大学院工学研究科情報工学専攻
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堂下 修司
京都大学大学院工学研究科
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