離散ボロノイ分割を利用したフラクタル画像圧縮
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概要
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離散ボロノイ分割を利用したフラクタル画像圧縮法を提案する.フラクタル画像圧縮とは, 画像を互いに重ならないいくつかのレンジに分割し, それぞれのレンジに対してもっともよく似ているドメインを探索し, ドメインからレンジヘのアフィン写像を保存することによって画像を圧縮するもので, JPEG等の画像圧縮と比較して, 特に圧縮率の高い部分で良好な画像が得られるという特徴がある.本研究では, フラクタル圧縮のレンジの形状として離散ボロノイ領域を使用する.従来から実用的に使用されているレンジの形状は全て長方形であり, これをボロノイ多角形に変更することで, より画像の構造に即した適応的なレンジを形成でき, 少ないレンジ数でよい復元画質を得ることが可能となる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-12-14
著者
-
村島 定行
鹿児島大学工学部情報工学科
-
中村 博文
都城工業高等専門学校電気工学科
-
渕田 孝康
鹿児島大学工学部情報工学科
-
中村 博文
都城工業高等専門学校一般科目
-
義村 美香
鹿児島大学工学部
-
中村 博文
都城工業高等専門学校 一般科目
-
渕田 孝康
鹿児島大学工学部 情報工学科
-
中村 博文
都城工業高等専門学校
-
村島 定行
鹿児島大学
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