画像回復問題における遺伝的アルゴリズムの適用に関する考察
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概要
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劣化画像は原画像とその系の点像分布関数 (PSF) とのコンボルーションで与えられる。つまりPSFがわかれば、劣化画像を元の画像に復元することは可能であるが一般にこのPSFは未知である。最適解を求める手段として、生物の遺伝と進化をモデルとした遺伝的アルゴリズム (GA) があり、これは多点探索である、局所解にとらわれない、並列処理に向いているなどの特徴をもつ。本報告では、コンボルーション像を形成する原画像、PSFがともに未知の場合について、得られた劣化画像をもとに遺伝的アルゴリズムを用いて理想画像を推定する方法について考察する。特に遺伝的アルゴリズムにおける初期遺伝子集団の決定方法について考察する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
-
村島 定行
鹿児島大学工学部情報工学科
-
森 邦彦
鹿児島大学大学院理工学研究料
-
渕田 孝康
鹿児島大学工学部情報工学科
-
森 邦彦
鹿児島大学工学部
-
森 邦彦
鹿児島大学
-
倉田 俊一
鹿児島大学工学部情報工学科
-
渕田 孝康
鹿児島大学工学部 情報工学科
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