低速度音声のためのATMセル化方式の検討
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概要
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現在, 64kbpsの音声だけでなく, 圧縮し低速度化した音声のATM化の議論がATM ForumやITU-Tで始まっている. 低速度音声をセル化して送る場合, その圧縮比率に比例してセル化遅延が増大し, 通話品質を著しく低下させる問題がある. そこで, このような低速度音声を低遅延かつ高伝送効率でセル化し転送するための技術として, 圧縮された音声データにチャネル識別子等の情報を付加し(パケット化), 複数チャネルの音声パケットを1つのATMコネクションのセルに多重してマッピングする(パケット多重型コンポジットセル化)が考えられている. 本稿では, そのセル化方式の有効性を明確化するため, ある速度のVCにコンポジットセル化して送出する場合, セル化遅延に対する多重チャネル数についてシミュレーションにより解析した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-05-24
著者
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