VTOAの標準化動向と技術課題
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概要
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ATMはマルチメディアを実現する技術として考えられているが, 現状は, ATMのメリットが生かせるコンピュータ間通信を始めとする高速データ向けのものが優先的に開発されてきている. しかし最近では, ATMフォーラムにも見られるように, コンピュータ間通信のみでなく, データに加え音声も統合してATM化する議論が活発になってきている. 本稿では, 音声のATM化(VTOA (Voice and Telephony over ATM))がどのように行われようとしているのかを述べると共に, その標準化動向について紹介する. また, 現在, 新しいAALとして標準化が始まった低速度用音声のためのAALについて, 標準化の背景と技術課題について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-07-19
著者
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