WSクラスタ型並列IPルータ実験システムCORErouter-I

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概要

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従来のルータでは、(1)ルータ性能向上のためのスケーラビリティが低い、(2)ユーザインタフェースが貧弱、(3)ルート情報の頻繁な変化によりパケットフォワード性能が低下する、といった問題がある。本稿では、これら問題点を解決する、コモデティを使用した機能分散型ワークステーションクラスタ構成の並列IPルータ実験システムCORE-router-Iを提案し、その実現法について述べる。本ルータでは、ワークステーションを用いた実現でも80Mbps程度のパケットフォワード性能が得られることを示し、また、ルータ機能の分散処理によりルート情報の変化が発生してもパケットフォワード性能がほとんど低下しないことを示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-09-25

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