MDL原理に基づく正則化 : 不連続性に対応する正則化パラメータの推定
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概要
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正則化は観測データのみからでは解が一意に定まらない不良設定問題を解く有効な手段として広く用いられている. 従来の研究では, 与えられた画像に対して正則化パラメータを画像平面で一定値として正則化を行っているものが多い. 本論文では, 対象のもつ局所的な性質に適応して適切な解を求めるために, MDL(Minimum Description Length)原理に基づいて画像中の局所領域ごとに正則化パラメータを求める手法を提案する. 提案手法は具体的にはペナルティ汎関数と安定化汎関数から得られる解の妥当性を表す記述長と, 画像上の正則化パラメータの分布の記述長を算出する. 続いて, MDL原理に基づいてこれらの記述長の和が最小になるように正則化パラメータを画像中の局所領域ごとに推定する. その結果, 対象の不連続な領域と滑らかな領域に適した正則化パラメータが領域ごとに得られる. 最後に, 本手法をオプティカルフロー推定に適用し, 実験結果によりその有効性を示す.
- 1997-09-25
著者
-
武川 直樹
(株)nttデータオープンシステムセンタ:(現)nttコミュニケーション科学基礎研究所
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武川 直樹
Nttデータ通信(株) 情報科学研究所
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宮島 耕治
NTT DATA AgileNet L.L.C.
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宮島 耕治
NTTデータ通信株式会社情報科学研究所
-
岡田 守
NTTデータ通信株式会社知的財産部
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岡田 守
電電公社
-
岡田 守
株式会社NTTデータ 知的財産部
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宮島 耕治
Nttデータ通信株式会社 情報科学研究所
-
宮島 耕治
Nttデータ
-
岡田 守
Nttデータ通信知的財産室
-
岡田 守
高知工科大学情報システム工学部
-
武川 直樹
Nttデータ通信
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