危険物検知のための剛体抽出技術
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概要
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本論文では, セキュリティにおける危険物検知を目的とした, 画像からの剛体の抽出方法を提案する. まず危険物検知について3つの要求条件を挙げた: (1)撮影条件が変動しても抽出できること. (2)物体の状態が変化しても抽出できること. (3)危険物として可能性のある物はもらさず抽出できること. 我々はこれまでに, (2)の条件に対処する方法, すなわち物体の局所部分の画像から得られる情報をBayesの定理により結合して物体を抽出する方法を提案した. しかしながらBayesの定理による結合は(3)の条件に対して十分ではない. そこで本論文では, Dempster-Shaferの理論に基づいて(3)の条件に適する結合を行い, セキュリティの目的にかなう物体抽出法の実現を図った.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-06-20
著者
-
武川 直樹
(株)nttデータオープンシステムセンタ:(現)nttコミュニケーション科学基礎研究所
-
武川 直樹
Nttデータ通信(株) 情報科学研究所
-
小迫 明徳
NTTデータ通信株式会社情報科学研究所
-
武川 直樹
Nttデータ通信
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