プログラム実行時間を調整する入出力制御法
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概要
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ハードウェア性能が機種毎に異なるので、APの処理速度も違ってくる。また、処理速度が速過きて、ゆっくり実行させたい時もあるだろう。既存のOSでは、主に資源の有効利用を目的としているため、プログラムの実行時間の調整はAP側で行なわなければならない。このようなことから、いくつかのAPでは実行時間を調整する処理を行なっている。しかし、これはAPの寿命を縮めるといった問題を起こしてしまう。本稿では、プログラムの実行時間の調整を、OS側で行なう方法について述べる。サービス処理は、プロセッサ処理と、外部装置との入出力処理からなる。ここでは人出力処理に着目し、プログラムの実行時間を調整する人出力制御法について提案する。さらに提案した入出力スケジュール法を実装評価し、その有効性を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-08-21
著者
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