製品担当者によるユーザ現場観察の有効性評価
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概要
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顧客中心の製品デザイン手法として、文脈における質問法というユーザ観察手法が関心を集めている。製品開発の担当者によって、ユーザが業務を遂行している現場に訪問し、業務の最中に割り込んで質問するなどの方法でインタビューを実施し、観察結果をもとにワークモデルの記述やKJ法を実施することによって製品アイデアを抽出する。しかし、製品担当者にインタビューの方法や、ワークモデルの分析方法を訓練する必要があり、どれだけ効果的にユーザ観察が実施できるのか明らかにされていない。本稿では、必要最小限の訓練で実施可能な文脈における質問法簡略版を提案し、従来のフォーカスグループとの比較により、その有効性を評価する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-03-22
著者
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高本 康明
富士通株式会社
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高本 康明
株式会社 富士通
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木島 裕二
株式会社富士通研究所
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木島 裕二
株式会社 富士通研究所
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小幡 明彦
(株)富士通研究所
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木島 裕二
(株)富士通研究所Sプロジェクト部
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小幡 明彦
株式会社富士通研究所
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高本 康明
(株)富士通
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國藤 進
北陸科学技術先端大学院大学知識科学研究科
-
杉山 公造
北陸科学技術先端大学院大学知識科学研究科
-
杉山 公造
北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科
-
高本 康明
富士通
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