視線追跡装置による日本語学習者の文章読解過程の研究(I) : テキストの難易評価、理解度、および読解時間(<特集>言語の学習・教育と言語処理)
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概要
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日本語学習者が抱える読解上の問題点を知るために、視線追跡装置を利用して読解過程を観察する実験を行った。日本語学習者を5つのグループに分け、かつ比較するための日本語母語話者グループと、あわせて6グループの、日本語と英語テキストの読解過程を比較的に観察する実験を行った。本稿では、テキストの難易評価と理解度、読解時間の関係について報告する。「やさしい」「難しい」という評価は、理解度に直接影響がみられないが、外国人被験者の読解所要時間に大きく関わっていることが明らかになった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-11-18
著者
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