ハイパーカードを利用した漢字学習支援システム
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概要
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留学や技術研修の目的で一定期間日本語教育プログラムに参加する学習者は、特に漢字の学習にかなりの困難を感じる。(1)短い期間に集中的に学習せざるを得ないこと(2)学習方法が日本人とは異なること、などが代表的な問題である。このためには、(1)授業の復習を支援し、その中で漢字の用例などの情報が必要に応じて入手できること、(2)漢字の形、音訓、その意味するところを覚えるだけではなく、熟語や漢字で表現される語句、ひいては文中での使い方までも含めた学習を視聴覚を利用して支援できること、が必要である。本稿では、学習者が教室で使用する教科書に従って復習でき、必要な関連情報を随時手に入れることができるような目的を持つ漢字学習システムの構想について報告する。
- 日本語教育方法研究会の論文
- 1994-09-27
著者
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