組織知識解析 : ノウハウから組織知識へ

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概要

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組織における知識の獲得と有効利用のニーズが高まっており、組織知識の研究が進められている。組織知識の共有支援においては、組織知識の内容とその共有過程の解析が必要である。組織知識の解析手法についてはほとんど研究が進んでいない。ノウハウ蓄積システムの経験に基づき、さまざまな組織知識解析の手法について検討した結果を述べる。方法論として、ピックアップ解析、相関解析、マルチューザ解析の3手法を取り上げ、ノウハウのライフタイム、対象範囲、標題とキーワードの関係、キーワード間の相関、複数利用者に利用されたキーワードの解析などで組織知識の特徴を抽出する方法について論じる。このような方法論を通して、組織知識の解析を行い、経時的な知識解析や組織間の比較により、断片的なノウハウの集積から組織知識を構成するシステムを設計する上での指針を得ることができる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-07-20

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