長期協調支援におけるシステム特性とグループ特性
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概要
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グループウェアと呼ばれる複数の利用者による共同作業を支援するシステムの研究が注目を集めている.グループウェアの設計と評価はシングルユーザインタフェースのシステムより困難であり,グループウェアの設計においてシステム横断的,グループ横断的な比較をすることが可能な手法が求められている.グループウェアの評価を容易にするため,設計段階や評価段階において同一グループに対するアプリケーション間の比較,グループ間での同一アプリケーションの利用形態の比較,利用におけるグループの利用形態の遷移を観察するためのグループウェア特性モデルを提案する.小集団の長期協調の3つの側面として,インタラクション特性,グループマクロ特性,履歴特性について考察する.グループ通信の長期的定着過程,ノウハウ蓄積システムの利用動向,スケジュールシステムなどのプロトタイプの試用を踏まえて,特性モデルのパラメータについて考察し,グループウェア設計への適用可能性について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-04-28
著者
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