連想プロセッサ・システムの構成とアプリケーション実装

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概要

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機能メモリの一種である連想メモリ(CAM:Content Addressable Memory)は,外部から与えられたデータに対し,その一部分が一致するデータを検索することが可能で,しかもその処理時間は格納データ数によらず一定である.この連想メモリを搭載しEWS(Engineering Work Station)と接続することによりスレーブプロセッサとして動作するハードウェア・エンジン"CHARGE II" (CAM-based Hardware Engine for Geometrical Problems)を試作した.本稿ではCHARGE IIとその制御を行うハードウェア,及びソフトウェアツールから構成される連想プロセッサ・システムについて報告する.また,アプリケーションとして多層配線プログラムを取り上げ,CHARGE IIに実装することにより,汎用計算機上に実装したソフトウェアとの比較を行う.
一般社団法人情報処理学会の論文
1994-02-04

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