原子吸光分析法によるアルコール類の間接定量
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概要
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原子吸光分析法による有機物の間接定量に関する研究の一環として,アルコール類の定量を検討した.アルコール類は無水クロム酸-ピリジン酢酸溶液でクロム錯体を形成する.このクロム錯体は反応溶液をアンモニアアルカリ性とすることによりベンゼンに可溶となるので,ベンゼンに抽出した後,メチルアルコールを加え,この溶液中のクロムを原子吸光分析法で測定し,アルコール類を間接的に定量した.この際の種々の反応条件や共存物質の影響についても合わせて検討した.n-プロピルアルコール0.484mgを用いて再現性の検討をしたところ,標準偏差0.004mg,変動係数0.8%となり十分満足できるものであった.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1977-04-05
著者
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