IPAL辞書と分類語語彙を用いた単語意味辞書の作成

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概要

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機械翻訳をはじめとする自然言語処理システムの研究および実用化が盛んになるにつれて、単語についての種々の情報を記述した大規模な辞書が必要となり、その作成があちこちで行なわれている。計算機による日本語処理のために作成された動詞辞書の一つにIPAL動詞辞書がある。この辞書には基本的な日本語動詞861個についてそれぞれの動詞が扱う格形式とその格がとりうる名詞の意味素性が記述されている。しかし、IPAL動詞辞書を用いるためには名詞にもその意味属性の体系にもとづいた意味素性が付与されていなければならない。しかしこのような辞書はないので、IPAL動詞辞書中に記述された意味素性の用例をもとにして分類語彙表に現れる語に意味素性を自動的に与えることを試みた。
社団法人情報処理学会の論文
1992-09-28

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