グループウェアを実現するDTAM編集操作機能の一検討
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概要
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協同作業支援(グループウェア)は、非常に広範囲な通信アプリケーションを含むと考えられ、時間的観点からは同期型/非同朗型(蓄積型)、空間的には対面型/非対面型(遠隔型)に分類されている。また、その機能面からは、電子会議、協同文書編集、グループワーク調整、情報フィルタリング及び意思決定支援など、多岐にわたっている。しかしながら、協同文書編集などに適用可能な実時間編集を実現する同期型のグループウェアの研究は、これまで十分になされていないのが現状である。筆者らはこれまで、ODA(開放型文書体系)などのマルチメデイア文書及び、文書通信プロトコルのDTAM(文書転送及び操作)が提供する編集操作機能を用いて、グループウェアの一形態であるポイントツーポイント通信における同期型/非対面型の協同文書編集システムについて検討を進めてきた。本稿では、本システムで用いたDTAM文書編集操作機能を拡張することにより、マルチユーザ対応の同期型グループウェア機能に基づく協同文書編集の検討を行い、複数利用者が同時に共有文書にアクセスするための手法について考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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