多地点データ会議標準における遠隔手続き呼び出しの一検討
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概要
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ITU-Tでは多地点での遠隔データ会議プロトコルの国際標準T.120シリーズの検討を進めている。上記の多地点遠隔会議では、今後、ビデオオンデマンド (VOD) や情報検索などのクライアント/サーバ (C/S) 型通信サービスを複数の利用者が協同で利用する形態が必須と考えられ、T.120シリーズとVODプロトコルのISO国際標準とを相互動作させる検討も開始された。しかしながら、現T.120上でC/Sアプリケーションを動作させるための具体的な手法は明確になっていない。上記の背景に従い、本稿では、T.120上でC/Sの処理を実現する方式を検討し、多地点遠隔手続き呼び出し (M-RPC) プロトコルを提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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