超並列メインメモリデータベースシステムにおける永続データの取り扱い
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概要
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近年,プロセッサエレメント(PE)を数百台,数千台備えた分散メモリ型超並列計算機が商用化されている.このような計算機ではそれぞれのPEが数メガのメモリを持っているため,全体では数ギガのメモリを持つことになり,巨大なメモリ空間を持つ1台の計算機とみなすことができる.我々はこの点に着目し,現在データベースの分野で盛んに研究されているメインメモリデータベースシステム(MMDBS)を超並列計算機上で実現することを考えている.これにより,トランザクションの並列実行やクラッシュ・リカバリ処理の高速実行などが可能となる.本稿では,現在我々が開発しているオブジェクト並列プログラミング言語MAPPLEをデータベースプログラミング言語として用いる並列オブジェクト指向データベースシステムMAPPLE/DBの設計について述べる.特に永続オブジェクトの実現について言及する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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