MAPPLEによる超並列オブジェクト指向メインメモリデータベースの試み
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概要
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近年,プロセッサを数百台,数千台備えた分散メモリ型並列計算機が商用化されている.このような分散メモリ型並列計算機上で共有メモリが実現できれば,その計算機は巨大なメモリ空間を持つ1台の計算機とみなすことができる.我々はこの点に着目し,現在,データベースの分野で盛んに研究されているメインメモリデータベースを並列計算機上で実現することを考えている.これにより,トランザクションの並列実行やクラッシュ・リカバリ処理の高速実行などが可能となる.本論文では,現在我々が開発している超オブジェクト並列プログラミング言語MAPPLEを用いたDBの設計について述べる.特にここではデータベースの標準的なベンチマークであるOO1(Object Operation Version 1)を取り上げる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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