システムXEROにおける高水準データ定義/操作言語

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概要

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XEROは、分散環境におけるdata intensive application[加藤89]の構築を支援するシステムである。XERO開発の主な目標は永続的データの管理、データ操作の高度な記述、分散環境での効率的なデータ操作の実現などである。本稿では、XEROに高水準のデータ定義、データ操作の記述力を与えるデータ記述言語について述べる。この言語は関数型言語をもととし、集合の内包的記述法を取込むことにより、大量のデータの流れを自然に記述できる。関数型言語は、その参照透明性ゆえに、プログラムの形式的操作が容易であることが期待される。この性質を利用して、プログラム変換の技術によりソース言語レベルでより効率の良いプログラムに変換できることを示す。さらに、このような変換を施した後に、手続き型言語に変換することにより効率よく実行することができることを示す。
一般社団法人情報処理学会の論文
1989-03-15

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