データベース指向OS XEROにおける複合オブジェクト管理
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
従来のOS上でデータベース処理を行う上での最大の問題点は,ディスク装置に代表される永続的記憶装置の仮想化と管理の機構がDBMSとOSとの間で2重化し,結果として2重の永続記憶空間が存在している点である.XEROではこの問題に根本的に対処するため,永続記憶空間の再構成を行い,オペレーティングシステムの2次記憶管理モジュールが永続的複合オブジェクトの論理的な型管理を行う.本稿では,2次記憶上での複合オブジェクトの管理法について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
関連論文
- データベースの多様な応用分野に対応可能な関数型並列処理システムSMASH : データ構造および演算の定義系と実行系
- データベースの多様な応用分野を対象とする並列処理システムSMASH : 複雑なデータ構造の支援
- システムXEROにおける高水準データ定義/操作言語
- 開放的分散オペレーティングシステムXEROの設計
- 分散OS XEROにおけるコンテキストの分散かつ永続的な管理法について
- データベース指向OS XEROにおける複合オブジェクト管理
- ユーザが拡張可能なイベント監視機構を持つ分散デバッガの設計と実現
- 分散永続オブジェクト管理システム上のバージョン間衝突の解決
- メモリマップに基づく永続オブジェクト管理のためのトランザクション機構
- 並列・分散処理環境を対象としたOSReSCにおける分散オプティマイザ
- データベースの多様な応用分野を対象とする並列処理システムSMASH : メモリ資源割り当ての計算方式の実現
- データベース指向OS XEROにおける永続的キャッシング技術
- データベース指向OS XEROのデータベースシステム実現モデル
- データベース処理を指向した分散OS XEROの永続オブジェクト管理
- データベース処理を指向した分散オペレーティング・システムXEROの設計
- 分散サーバによるネットワークファイルシステムの研究
- データベース処理を指向した分散OS XEROにおけるスレッドの動的ロード機構
- システムXEROにおけるプロセス間大量データ通信機能
- MINIXオペレーティングシステムの32ビット系ワークステーションへの移植