並列計算機(SM)^2-IIへの汎用ニューラル・ネットワーク・シミュレータの実装

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概要

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近年、ニューラル・ネットワークの研究が盛んになり、それに伴って数多くの仮想モデルが提案されている。この為、手軽にモデルの正当性の検証ができる汎用シミュレータに対する需要がますます高まっていくと思われる。このようなシミュレーションには膨大な処理が必要であるが、現存のワーク・ステーションでは能力不足である。一方、最近、汎用並列計算機が普及し、これを用いることによりある程度高速で柔軟性の高いシミュレータが実現できる可能性が現れた。そこで、汎用並列計算機の為のニューラル・ネットワーク・シミュレータに関して検討し、これを本理工学部で開発した(SM)^2-IIに実装する事にした。本報告は、このシミュレータの概要と実装方針に関するものである。
一般社団法人情報処理学会の論文
1989-03-15

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