代数的仕様の作成・検証・実現支援システムにおける公理解析部の生成

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概要

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プログラムの仕様を形式的に記述する一つの方法として、代数的仕様記述法がある。代数的仕様記述の意味は、合同関係を用いて簡明に定義される。代数的手法を用いて、プログラムを設計・開発する場合、まず与えられた自然語による要求仕様を分析・整理し、基本的な概念・機能を抽出し、抽象度の高い代数的仕様を作成し、順次、より具体的な(抽象度の低い)仕様に変換し、最終的に計算機で実行可能なプログラムのレベルまで段階的に変換(詳細化)するという手法が用いられる。また、別に指定された性質を満たすかの検証(正当性の検証)や、記述の段階的な詳細化の過程において、下位のレベルの記述が上位のレベルの記述の正しい詳細化になっているかの形式的な検証ができれば望ましい。
一般社団法人情報処理学会の論文
1986-10-01

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