テレビ番組形式によるネットワーク情報の提供 : 提供情報の演出
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概要
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WWW(World Wide Web)がその急速な普及により広く一般の関心をひく存在となってきた。WWWはハイパーテキストに基づいており、リンクをたどってページからページを渡っていく「ネットサーフィン」と呼ばれる遊覧型の情報散策が特徴であるが、画面を読んでクリック操作を繰り返すことが要求される。そのため、ネット上の情報に触れたいけれどもコンピュータ操作に消極的であったり、ブラウザに集中できる時間的余裕を持たないような潜在的ユーザにとって、現在のWWWブラウザはまだ壁を残している。そこで、インターネット上を流通する情報を加工して、テレビ番組風に提供するシステム「インターネットTV」を提案する。インターネットTVは、インターネットから自動収集した情報を素材として、テレビ番組を参考にした番組編成や画面構成で演出し、ユーザがいちいち操作をおこなわなくても情報を提供し続けることで、コンピュータ操作に消極的なユーザでもインターネット上の情報を閲覧することを可能にする。本報告ではユーザに高い集中を要求しないように、メディアの使用に配慮した番組モデルを用いて情報を演出する方法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
-
市山 俊治
NEC関西 C&C研究所
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細見 格
NEC関西C&C研究所
-
山口 智治
NEC関西C&C研究所
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細見 格
Necインターネットシステム研究所
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山口 智治
Nec関西c&c研究所
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市山 俊治
NECインターネットシステム研究所
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