自然言語によるデータベース検索のための対象分野知識入力支援ツール
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概要
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データベース検索を行なう自然言語インタフェースにおいて様々なデータベース(以下DB)に対応するためには、それぞれの背後にある対象分野の知識、すなわち・DBの構造に関する知識・DB上での表現と自然言語表現との対応に関する知識を知識ベースとして構築する必要がある。従来、知識ベースの構築では、知識ベースでの知識記述形式や自然言語処理などの専門知識に熟知しているDB管理者が直接その知識記述形式に従って知識を入力していた。しかしこのような方法では、専門知識のないDB管理者には構築が困難であり、多大な労力や時間を構築に費やすことになる。そこそ、これらの専門知識のないDB管理者でも、対象分野知織ベースを容易に構築できる対象分野知識入力支援ツールを試作した。この対象分野知識入力支援ツールは以下のような特徴をもつ。・DBMSから自動的にDBスキーマ情報を獲得する。・類義語辞書を参照することにより、自然言語表現の網羅性を高める。・自然言語インタフェースの解析機能を用いることによって自然言語による知識の定義を受け付ける。・自然言語による知識定義より対象分野辞書を自動的に構築する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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