日本語による対象分野知識の獲得
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概要
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自然言語インタフェースを様々なデータベースに適応させるためには,それぞれが背後に持っている対象分野の知識ベースを構築することが必要である.この知識ベースは,自然言語世界の概念と対象分野世界の概念の対応づけで構成される.本研究では,データベースの日本語表記を解析し,部分文字列に対する概念及びその組合せ部分木を知識ベースに登録することにより,登録者が行なった数少ない日本語表記から,より広い入力表現をカバーするとともに,スキーマ情報と文法知識を用いることで,登録に不足した情報に対する登録者への問い合わせを少なくした対象領域知識獲得方式を提案する.本方式により,従来,知識表現や自然言語に対する専門的な知識を要した知識ベース構築作業を,対象分野のエキスパートが容易に構築することが可能になった.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-16
著者
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