大域的把握が容易なシステム出力履歴の提示方法

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概要

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今後、情報処理システムのマルチメディア化と通信網の整備に伴い、我々が得る情報量は急激に増加していくものと考えられる。しかし、人間の限られた情報処理能力では、過剰な情報資源の中から適切な情報を素早く見つけ出すことは困難である。特にマルチメディア情報の検索においては、得られた様々な情報を直接自分の目や耳で互いに比較しながら試行錯誤的に選択を行なう作業が、多くの時間を占めることになる。上記の試行錯誤的な作業をできる限り効率的に行なうためには、冗長な検索や探索範囲の偏りを無くすことが重要である。本報告では、,情報処理システムの利用に際して、既に得られた"出力情報の履歴"を分かり易く表示することにより、効率の良い作業が行なえる手法について述べる。
社団法人情報処理学会の論文
1994-09-20

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