多様な文書タイプに適応可能な文書構造化システム

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概要

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近年、既存文書を電子化する手法として、文書の論理構造を抽出して構造化テキストの形式で蓄積する方法が注目されている。我々は、主にレイアウト情報も同時に蓄積する事を主な特徴とする構造化システムの開発を行なってきたが、対象とする文書タイプが変わるとシステムそのものを変更しなければならなかった。そこで、多様な文書の構造化を容易に行なうため、1) 代表的な文書タイプについてそのレイアウト的特徴を分析し、2) 構造抽出のために必要な知識を記述できる表現を定義し、3) この表現形式を用いて知識をルール化することにより、知識をシステムから分離した。本論文では、文献タイプの調査結果、ルール記述形式、及び、システムの特徴について報告する。
1997-11-28

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