可逆CA空間上へのBBMの埋め込み
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概要
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可逆セルオートマトンのいくつかのものは非常に簡単な規則に従う枠組みであるにもかかわらずTuring等価である。現在までセルオートマトンのシミュレータの多くは各セルの状態遷移を単純なループを使って行われ、暗黙に同期がとられていた。本研究では実際にBBMと呼ばれる可逆物理モデルを扱うことから、各セルを周りの環境と接触するようなプロセスと考え、可逆CA空間全体を有限状態のプロセスの同期合成であるとみなす。同期通信による並行プロセスをCCSモデルを用いてセル空間の同期をとることを試みる。CAのサブクラスである2次元分割CA(PCA)と呼ばれる方法により可逆CAの設計を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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