視覚混色に基づくアーティスティックメディアにおける構成色の自動選択

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概要

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一般的に色鉛筆画やパステル画を描く場合、用意できる色には限りがある。よって、限られた色で様々な色を表現するために視覚混色という技法を用いる。視覚混色とは、ある色を表現する際に、紙の上に複数の色を置くことによってその色を表現するという手法である。この手法を用いることは、表現できる色の幅を増やすだけでなく、さらにそれが色鉛筆画やパステル画のもつ独特の雰囲気を生み出す理由の一つとなる。しかし、このような手法はその色を混ぜれば目的の色を表現できるかを判断するのに豊富な知識と経験が必要であり、混色に関する知識のない素人にとっては難しい手法といえる。そこで、本研究では与えられた画像に対して視覚混色を考慮し、入力画像を色鉛筆画やパステル画に自動変換するシステムの構築を目的とする。
一般社団法人情報処理学会の論文
2003-08-18

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