領域階層による抽象化した鉛筆画の生成(実写画像とビジョン,議題 : ビジョンとグラフィクスの融合およびCG一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
人が絵を描く場合は重要な箇所を詳細に,背景や重要でない部分は大まかに描く。本研究では,既存のLIC法を利用した鉛筆画生成法を拡張し,このような特徴をもつ鉛筆画を写真などの2次元入力画像から生成することを目的とする.実際鉛筆画の描画過程では,背景などが大まかに描かれてから詳細が描き加えられていくケースが多いことを踏まえ,提案手法ではまず入力画像を異なる詳細度で領或分割し,大まかから詳細に至る領域の階層を作成する.そして,階層ごとに描画パラメータを変化きせてストローク画像を生成する.描画の際は,領域ごとに,ユーザが指定した重要領域からの距離に合わせて適切な階層のストローク画像を選択し合成することで,重要箇所が強調され,それ以外の部分が省略された鉛筆画を作成する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-08-16
著者
-
茅 暁陽
山梨大学大学院
-
茅 暁陽
山梨大学大学院医学工学総合研究部
-
齊藤 卓也
山梨大学大学院医学工学総合教育部コンピュータ・メディア工学専攻
-
芽 暁陽
山梨大学工学部コンピュータ・メディア工学科
-
茅 暁陽
山梨大学大学院医学工総合研究部
関連論文
- ボクセル指向3次元データ表現とその表示技術
- マルチモーダルユーザインターフェースを備えた高次コミュニケーション空間の構築に関する研究開発通信放送機構委託研究(1997-2001)
- ビジュアライゼーション
- ビデオ映像の誇張表現
- 感情に連動して色が変化するお絵描きツール
- 超高速ATM LANの構築法と次世代ユーザーインタフェースに関する研究
- CGマーブリングの基礎的検討
- 山梨大学 画像メディア情報処理研究室
- 領域階層による抽象化した鉛筆画の生成(実写画像とビジョン,議題 : ビジョンとグラフィクスの融合およびCG一般)
- ネットワーク社会を目指した拡張現実感技術による情報提示法と情報操作法
- 視覚混色に基づくアーティスティックメディアにおける構成色の自動選択
- CGによる紙の劣化表現
- LIC法を利用した頭髪テクスチャ生成
- ソリッドテクスチャリングを利用した3次元任意面上における線積分畳み込み法
- 3次元面上におけるストリームラインの均等配置(グラフィクスと画像コンテンツ生成の新展開)
- 4E-6-3 3角形再分割による3次元モデルへの情報埋め込み
- LIC法による絵画的頭髪表現と簡易ヘアスタイルデザインツール
- グラフィックス・アクセラレータを利用した3次元LIC法の高速化
- LIC法による3次元任意面上の流れの可視化
- Undo/Redo機構におけるコマンド履歴の可視化
- CGによるマーブリングテクスチャの生成
- VolGlyphs : 一般化されたグリフによる3次元スカラー/ベクトル場の混合表示法
- 紙の劣化のモデリング(改定版)
- 紙の劣化のモデリング(CG一般)
- I-003 写真からの対話的イラスト生成(I分野:グラフィクス・画像,一般論文)
- 観察に基づく紙の劣化形状モデリングに関する検討
- デジタルマーブリング
- 生体情報によるアウェアネス検出のための五感刺激と生体情報との関係の分析
- 感情に連動して色が変化するお絵描きツール(アート&エンタテインメント2)
- コンピュータデータビジュアリゼーション
- 生体信号の変化に伴って観察者の覚せい度を制御する視覚的効果の設計
- 大局的特徴量GISTを用いた作品例に基づく絵画調画像生成
- フィルムコミックの自動生成における視線情報の利用
- 大局的特徴量GISTを用いた作品例に基づく絵画調画像生成(ポスター展示(立体映像・絵画・画像解析と可視化),映像表現フォーラム)
- フィルムコミックの自動生成における視線情報の利用(ポスター展示(立体映像・絵画・画像解析と可視化),映像表現フォーラム)
- 大局的特徴量GISTを用いた作品例に基づく絵画調画像生成 (ビジュアルコンピューティング論文特集号)
- Saliency MapとLIC法を利用したアクセントのある鉛筆画生成法(画像,電子情報通信分野における萌芽的研究論文)
- 大局的特徴量GISTを用いた作品例に基づく絵画調画像生成
- フィルムコミックの自動生成における視線情報の利用
- Saliency Map とLIC法を利用したアクセントのある鉛筆画生成法
- Be-code : ロゴ画像への情報埋込とそのデザイン評価(画像)
- テクスチャ情報を利用した細胞領域分割(研究速報,医用画像論文)
- 情動誘導映像の設計(アニメーション,映像表現・芸術科学フォーラム2013)
- J-024 ユーザビリティ評価における集中と作業成績の関連性の調査(ヒューマンコミュニケーション(3),J分野:ヒューマンコミュニケーション&インタラクション)
- 片眼失明者に距離情報を強調提示する片眼鏡の開発(医療・福祉・ヘルスケアとVR)
- Be-code : ロゴ画像への情報埋込とそのデザイン評価
- テクスチャ情報を利用した細胞領域分割