ジャガイモYウイルス普通系統およびえそ系統の外被タンパク質のアミノ酸配列と生物学的, 血清学的比較
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概要
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Biological properties of potato virus Y-ordinary strain (PVY-O isolate) and necrotic strain (PVY-T isolate) isolated from potatoes in Japan were compared. PVY-O did not produce necrotic symptoms on Nicotiana tabacum, but produced necrotic local lesions on Chenopodium amaranticolor and C. quinoa. On the other hand, PVY-T produced necrotic flecks and veinal necrosis symptoms on N. tabacum, but did not infect C. amaranticolor and C. quinoa. The use of monoclonal antibodies specitic to PVY-O and PVY-T indicated that both strains were not mixed-infected in inoculated plants respectively each other. The nucleotide sequences of the coat protein gene of these two strains were determined. Numbers of nucleotides encoding coat protein of both PVY-O and PVY-T were 801, and numbers of predicted aminox acids were 267. Percentage amino acid sequence homology between PVY-O and PVY-T was 91.4 %. In comparing the amino acid sequence between PVY-T and other PVY belonging to necrotic strains previously reported in Japan and foreign countries, homology of PVY-T_H isolated in Japan and that to PVY_N (N) isolated in the Netherlands was 98.5 %, but homology to PVY_n (F) isolated in France was 93.3%. Amino acid sequence of the N-terminal regions of coat protein varied in sequence in PVY isolates (strains) whereas the C-terminal were highly homologous. Furthermore, amino acid sequences which could discriminate an ordinary strain from a necrotic strain were not found.
- 日本植物病理学会の論文
- 1991-12-25
著者
-
四方 英四郎
北海道大学農学部
-
大島 一里
北海道大学農学部応用生物科学科
-
Inoue Alice
北海道大学農学部植物学教室
-
Inoue A.k.
北大農
-
佐野 輝男
北海道大学農学部
-
畑谷 達児
新日本製鐵株式会社バイオ事業開発部
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