高機能3次元視覚システムVVV
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
コンピュータの眼として,人間の眼と同じように高度な視覚,特に,立体を立体的に知覚する3次元視覚機能を持つことによって,ロボット,医療,福祉,CAD,VRなど,多分野・多目的に利用できる3次元視覚システムVVV (Versatile Volumetric Vision)を開発している.3次元視覚として,距離計測,形状計測,物体認識,運動追跡が主要な処理となるが,VVVは,多様な状況で任意の形状の物体を対象として,これらの処理を一貫的に実時間で高精度に実行することができる.その機能の高さと適用範囲の広さにおいて,他に類を見ないソフトウェアシステムである.そして,その応用システムとして,ハンドアイシステム,自律走行車,視覚障害者用視覚代行システム等を開発している.3次元視覚センサは,複数台のカメラを用いる簡便なステレオビジョンが基本であるが,レーザ光を物体に投影するレンジファインダも利用できる.VVVは,人間の眼が必要とされる多くの作業や機械に共通的に利用でき,その自動化を促進することが期待される.
- 2001-04-15
著者
関連論文
- 非整備環境における部分埋没物体発掘システムのための三次元位置姿勢計測
- 4輪4脚フレキシブルパーソナルロボットの段差跨ぎ越え : 3眼立体視による段差検出と車輪脚協調歩容
- 自律型無人ヘリコプタの開発
- 主曲率ベクトル分布を用いた管状曲面物体の位置姿勢推定(一般セッション,一般物体認識・画像特徴量)
- 境界表現に基づく複数観測点からのステレオデータの統合(一般セッション,複合現実感のためのパターン認識・理解)
- 高機能3次元視覚システムVVV (まるまる! ロボットビジョン) -- (ロボットビジョン開発向けハード・ソフト)
- 高機能3次元視覚システム「VVV」 (特集1 ロボットビジョン研究事例)
- 境界追跡型ラベリングの円筒状画像への拡張
- FPGAを利用した3次元画像処理の高速化の検討
- MANUSマニピュレータのビジュアルフィードバック制御
- 円形度による領域幅の補正
- ステレオビジョンシステムのためのモデルベースト物体認識
- 未開拓なキラーテクノロジー : 高機能3次元視覚技術
- 3次元ハフ変換を用いた眼鏡の抽出
- ステレオによる顔の3次元特徴モデルの作成と姿勢推定
- 観測シーンに依存しない3次元物体認識(一般セッション)
- 観測シーンに依存しない3次元物体認識(一般セッション)
- 無人ヘリコプタによる三次元画像撮影(レスキューシステム・レスキュー工学2)
- 破砕岩石堆積のステレオ視による3次元計測
- 等輝度線ステレオによる顔の三次元復元(一般セッション(6))(ユビキタスコンピューティングのためのパターン認識・理解)
- 動物体の3次元境界線からの逐次的3次元幾何モデリング(一般セッション(1))
- 平面パターンを用いた複数カメラシステムのキャリブレーション
- 3次元視覚によるプログラミングレスマニピュレーションシステムの開発(ロボットビジョン)
- Hyper Frame Vision : 移動物体の6自由度位置決めシステム(画像処理,画像パターン認識)
- 3眼ステレオによる移動物体位置決め手法の実装と評価(パターン認識・理解のための高度センシング技術)
- 3眼ステレオによる移動物体位置決め手法の実装と評価(パターン認識・理解のための高度センシング技術)
- 平面パターンを用いた複数カメラシステムのキャリブレーション
- パネルディスカッション : 「CVはロボットの眼になり得るか?」
- LI-15 回転行列を含む評価関数の非線形最適化(I. 画像認識・メディア理解)
- ヒューマノイドロボティクスプロジェクト
- 遮蔽輪郭線を用いた物体モデルに基づく3次元物体位置姿勢推定
- 画像による堆積物形状計測について
- ステレオビジョンシステムのためのモデルペーストアプローチによる自由曲面体の実時間運動追跡 (画像の認識・理解論文特集)
- Hyper Frame Vision : 大容量フレームメモリを用いた常動物体の実時間3次元追跡
- I-40 自律行動型ヒューマノイドHRP-2P用視覚システムの開発(全方位画像解析・ロボットビジョン,I.画像認識・メディア理解)
- 高機能3次元視覚システムVVV
- 3次元仮想音響による視覚障害者用支援システム
- 遮蔽輪郭線を用いた物体モデルに基づく3次元物体位置姿勢推定
- 主曲率ベクトル分布を用いた中心軸平面をもつ管状曲面物体の位置姿勢推定(画像認識,コンピュータビジョン)
- 1A2-E12 ステレオカメラを搭載した無人ヘリコプタによる3次元計測
- ステレオ誤対応に頑健なモデルベース物体位置姿勢計測