文化遺産における壁面画の測定に伴う歪み補正(一般セッション(2))
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概要
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本稿ではレンジセンサ内で行われる補正が不十分である際に,距離画像に生じる微小な歪みを容易に補正する手法を提案する.我々の研究室では歴史的建造物のデジタル保存化の一環としてカンボジアのバイヨン寺院をレンジセンサにより計測してきた.その中でも壁面に描かれた浮き彫りを測定する際に,得られる距離画像を位置合わせ(アラインメント)すると微小なセンサの測定歪みが蓄積し,列えば平面が歪曲するという問題に直面してきた.本稿で,個々の距離画像の微小な歪みを補正し,アラインメントを行った結果としてモデルが補正される手法を提案する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-11-11
著者
-
池内 克史
東京大学大学院情報学環(生産技術研究所)
-
松井 健
東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻
-
長谷川 一英
東京大学生産技術研究所
-
松井 健
東京大学大学院情報理工学系研究科
-
池内 克史
東京大学大学院学際情報学府
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