頭部外傷とDIC : 特にFDP測定の意義と有用性について
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概要
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Coagulation study was performed on 40 patients who were admitted shortly after a blunt head trauma, and platelet count, prothrombin time, activated partial thromboplastin time, fibrin/fibrinogen degradation product concentration, and fibrinogen concentration were determined. Patients with any possible cause, other than a head injury, were excluded. Twenty seven cases (67.5% of all patients) showed at least one or more abnormal record in the coagulation tests, and 6 cases (15%) developed DIC according to the laboratory data. Three patients out of six DICs showed apparent clinical signs of coagulopathy. Seven patients out of the 40 cases examined expired, of which 5 cases belonged to the DIC group. In one autopsy case fibrin microthrombi were found by immunofluorescence staining in the renal glomeruli. Using the Glasgow Coma Scale on the patients when admitted, the relationship between clotting abnormalities and severity of the cerebral injury were analyzed. The results indicated that the DIC occurred in a significant number of patients with severe head trauma and that the fibrin degradation product (FDP) assay was the most useful test indicating the severity of cerebral injury of all coagulation tests. One of the patients in this series was found to have a highly elevated FDP concentration, and the patient later developed a delayed intracerebral hematoma.
- 日本脳神経外科学会の論文
- 1983-12-15
著者
-
倉津 純一
熊本大学医学部脳神経外科
-
伊藤 義広
社会保険下関厚生病院脳神経外科
-
松角 康彦
熊本大学脳神経外科
-
野中 信仁
済生会熊本病院脳神経外科
-
佐野 吉徳
熊本大学脳神経外科
-
佐野 吉徳
済生会熊本病院脳外科
-
倉津 純一
熊本大学医学部 脳神経外科
-
伊藤 義廣
熊本大学脳神経外科
-
瀬戸 弘
済生会熊本病院脳神経外科
-
倉津 純一
済生会熊本病院脳神経外科
-
伊藤 義広
済生会熊本病院脳神経外科
-
三浦 義一
済生会熊本病院脳神経外科
-
倉津 純一
熊本大学大学院医学薬学研究部脳神経外科
-
三浦 義一
済生会熊本病院 脳神経外科
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