特発性正常圧水頭症の治療におけるリハビリテーションの役割と問題点(<特集>特発性正常圧水頭症)
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概要
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20例のiNPHに対して,術前・術後リハビリテーション(以下,リハ)および退院後の地域リハの役割と問題点について検討した.iNPHは高齢者疾患であり,術前すでに70%の症例が閉じこもり症候群となり,60%の症例が廃用症候群を呈していた.術後リハは,歩行障害の歩幅の減少,足の挙上低下,歩隔の拡大に対する歩行訓練とADL訓練を行った.退院後は地域リハに重点をおいて,シャント機能の維持と廃用症候群の予防を行った.在宅率は75%であり,その75%は地域リハを利用していた.iNPHの症例は,自発性が少なく生活活動性が低いため,地域リハで生活活動性を少しでも保つことが重要であることを強調したい.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 2007-05-20
著者
-
倉津 純一
熊本大学医学部脳神経外科
-
倉津 純一
熊本大学 医学部 脳神経外科
-
倉津 純一
熊本大学医学部 脳神経外科
-
堀尾 愼彌
熊本託麻台病院リハ科
-
平田 好文
熊本託麻台病院脳神経外科
-
村上 雅二
熊本託麻台病院脳神経外科
-
堀尾 愼彌
熊本託麻台病院
-
平田 好文
熊本託麻台病院
-
平田 好文
熊本機能病院 リハビリテーション部
-
平田 好文
熊本託麻台病院 脳神経外科
-
平田 好文
熊本託麻台病院リハビリテーション科
-
倉津 純一
熊本大学大学院医学薬学研究部脳神経外科
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