悪性GliomaにおけるNeocarzinostatinの組織細胞内取り込みと局在 : 蛍光抗体法による基礎的研究
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概要
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The authors studied the localization of neocarzinostatin (NCS) in cultured cells and in tumor-bearing rats by means of immunofluorescent staining. Anti-NCS antibody was obtained through immunization of rabbits with NCS. Cellular uptake of NCS was dose-dependent (1.0 to 1000 μg/ml) in 9L rat gliosarcoma cells in monolayer. In monolayer cells of 9L, KMG-4 (derived from human glioblastoma), and KMS II (human ependymoma) treated with 1 mg/ml of NCS, drug uptake occurred within a few seconds. Accumulation was much higher in the cytoplasm than in the nucleus and, although nuclear uptake increased slightly over time, there appeared to be no increase in total cellular uptake. Mitotic cells, which were spherical in culture, showed greater intracellular accumulation than other cells. There was no significant difference in uptake among non-mitotic cells. Cells surviving 20 hours of treatment retained accumulation as high as that in killed cells. In KMG-4 monolayers, cytoplasmic and nuclear NCS distribution still differed, whereas 9L monolayers exhibited more even intracellular distribution. In 9L spheroid models treated with 1 mg/ml of NCS, the drug permeated almost all layers within 10 minutes, and at 120 minutes had heavily accumulated in the central necrotic areas. In rats with transplanted brain tumors, NCS selectively accumulated in neoplastic tissues following intra-arterial administration. However, NCS uptake by arterial endothelium was also seen, which suggests the potential for vascular toxicity. The therapeutic value of NCS is discussed in terms of its pharmacokinetic characteristics.
- 日本脳神経外科学会の論文
- 1989-08-15
著者
-
倉津 純一
熊本大学医学部脳神経外科
-
倉津 純一
熊本大学 医学部 脳神経外科
-
後藤 恵
熊本大学脳神経外科
-
吉岡 進
大分県立病院 脳神経外科
-
大塚 忠弘
熊本大学脳神経外科
-
松角 康彦
熊本大学脳神経外科
-
植村 正三郎
熊本大学脳神経外科
-
倉津 純一
熊本大学脳神経外科
-
三原 洋祐
熊本大学脳神経外科
-
吉岡 進
熊本大学脳神経外科
-
倉津 純一
熊本大学医学部 脳神経外科
-
後藤 恵
徳島大学大学院 ヘルスバイオサイエンス研究部 感覚情報医学講座 神経情報医学分野 システム神経生理学coe教室
-
倉津 純一
熊本大学大学院医学薬学研究部脳神経外科
-
大塚 忠弘
国立病院機構 熊本医療センター 脳神経外科
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