PREDNISOLONE FARNESYLATE (PNF)ゲルの皮膚および眼粘膜に対する影響
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概要
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PNFゲルの安全性評価の一環としてウサギを用いて皮膚一次刺激性試験, 皮膚累積刺激性試験(Trypan blue test)および眼粘膜一次刺激性試験, モルモットを用いて光毒性試験, 皮膚感作性試験および光感作性試験を行い, 以下のような結果を得た。1. 皮膚一次刺激性試験および皮膚累積刺激性試験(Trypan blue test)では,0.8および1.6% PNFゲルに弱い刺激性が認められた。しかし, この刺激性はPNFゲル基剤と差はなかった。2. 眼粘膜一次刺激性試験では, 0.8および1.6% PNFゲルに強い〜非常に強い刺激性が認められた。しかしこの刺激性はPNFゲル基剤のものと差はなかった。また, 7日目には刺激性を示唆する変化は何ら認められなかった。3. 光毒性試験および皮膚感作性試験では, 皮膚反応は0.8および1.6% PNFゲルともに陰性であった。光感作性試験では0.8および1.6%PNFゲルの皮膚反応は陽性であった。しかしこの皮膚反応にはPNFゲル基剤との差は認められなかった。
- 日本トキシコロジー学会の論文
- 1992-11-30
著者
-
辻 正義
株式会社 九動 安全性研究所
-
中村 優
久光製薬株式会社 鳥栖研究所
-
上原 信行
株式会社 九動 安全性研究所
-
四宮 充普
大鵬薬品工業株式会社 製薬センター 安全性研究所
-
田中 英嗣
株式会社クラレ中央研究所 医薬開発グループ
-
内山 秀盛
株式会社 九動
-
田中 達徳
株式会社 九動 安全性研究所
-
中村 優
株式会社 九動 安全性研究所
-
田中 英嗣
株式会社 クラレ 中央研究所 医薬開発グループ
-
四宮 充普
大鵬薬品工業株式会社製薬センター安全性研究所
-
四宮 充晋
大鵬薬品工業株式会社 製薬センター 安全性研究所
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